元々〇地の恐怖!え?この建物傾いていません??

ちょっといいっすか?

 

ちかごろ新規プラントよりも「リプレイス」って言われる要は建て替え工事みたいなのが多いんっすよ。高度経済成長期に建てられたプラントは30~40年くらい、メンテナンスしながら使ってきたけどさすがに限界っていう所が結構多いんですよ。

 

で、こういうリプレイス工事ってもちろん費用を少しでも抑えたがる。なのでたまにあるのが「建屋を再利用して中身だけ入れ替え」っていう工事。

建屋を再利用して中身だけ入れ替え

まぁ建屋の再利用もリスクはあるんですけどね。アスベスト使われたりしていたら、結構大変だし。耐震的にどうなの?っていうのもあるしね。昔俺も建屋を再利用してのリプレイスをしたんだけどさぁ、そこで結構すごいトラブルにあったわけ。

 

とりあえず中身の機器と配管類すべて撤去してさ、中身が空っぽになった建屋を「何もなくなると意外と広いね~」とか言いながら同僚と歩いてた時ですよ。

 

なんか違和感が!なんかある方向に歩くときにだけ落ちてくような感覚というか、しっかりと足を踏ん張らないといけない感覚!

「なんか・・・傾いてね?」と同僚に聞くと「そうですね・・・なんか変です」

 

もうそっからは大変。さすがにこのままでは使えないから急遽、建築会社の人呼んで確認&施主さんにご報告。

 

ちなみにその時のプラントは、お客さんの構内に土地を借りてプラントを建設するスタイル。なので施主さんが建てた建物なので、施主さんならきっと何か知っているはずなんですよ。

 

で、施主さんいわく「元々、池というか沼地を埋めて建てた建物」だったらしい。

そりゃ、地盤沈下するわな。今でも家とかマンション買う時は、元々池とか沼のところには建てるなって聞いたことあるでしょ?(え!?ない?じゃあ覚えておいて!)

 

結局、建築会社の人にいろいろとチェックしてもらうと

  • 地盤沈下してるから根本的な対策は無理。
  • 2F以降は何とか出来る。
  • まぁ前より中身重くなるから大丈夫じゃね?

っていうことでしゃあないから急遽2F以降だけ対策ですよ。1Fは基本的に制御盤しか置かないし。

 

しかし、運がよかったのが「鉄骨造」だったていうこと。1Fですべての柱を切って2F以降が水平になるように調整するだけで終わったからね。このおかげで工期は大体2か月くらい遅れたわけ。まぁ俺らのせいではないし、建屋の修正中は休みとれたからよかったけどな!

 

その後はもちろん、納期優先で工事進めることになったから、結局は大変といえば大変だったけど・・・。

 

みんなもリプレイス工事に当たったら気をつけてな!俺の同僚は地下に配管あるなんて知らなくて(図面もなし)地下の配管割ってえらい目にあったりしてたからね!

 

安全第一で頑張ろう!

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