陸だけじゃないよ!海洋土木業ってなんだ?

ちょっといいっすか?

「土木」って世間一般の人に聞くと、道路工事やトンネル工事といった陸地での仕事っていう認識があると思う。一口に「土木」といっても、これが結構いろいろな仕事があって幅が広いんだよな。

あまり知られてないけど、土木には「海洋土木」っていう仕事もあるって知ってるか?まあ読んで字のごとく海に関わる土木建設工事業なんだけど、陸の土木業と同様に海洋土木業も俺たちの便利で安全な生活には欠かすことのできない重要な仕事なんだぜ!

海洋土木業はこんな仕事だ!

海洋土木の仕事には、海からの災害を守る工事や海を隔てて交通や通信ができる様にするための工事がメインに行われている。それをちょっと簡単だけど解りやすく紹介するぞ!

  • 埋立工事

土地の少ない日本は、昔から海を埋立てることによって街や商業地を作ってきた。東京湾岸地域や羽田空港なんかも、江戸時代までは全部海だったんだよね。そう考えると、よくあんな広い土地を埋立工事で作ったと感心するよ。

  • 浚渫工事

浚渫(しゅんせつ)って読むんだけど、これは海の底の土砂をすくって海底を深くして船の底に接触しないようにする工事だな。大型船が行き来する港や運河で行われる工事だ。すくった土砂は港の埋立工事に利用できるから一石二鳥だね。

  • 護岸工事

護岸工事は、コンクリート製の護岸壁を作ったり、テトラポットを波打ち際に設置する工事になる。これらは打ち付けられる波から陸地を守るだけじゃなく、高潮や波浪といった災害級の波から人命や建物を守る為に設置されているんだぜ。

  • 橋梁基礎工事

海や川に橋を架ける時に、橋を支える橋脚の土台を作るのが橋梁基礎工事だ。海や川の中に型枠を入れ、そこにコンクリートを流し込んで固まったら型枠を外す。橋が大きければ大きいほど丈夫で頑丈な土台が必要となる。これを水の中に作るのだから、かなりの技術と労力を必要とするよな!

  • 海底工事

海底には重要な通信ケーブルなどが敷設されていて、現在のグローバルなネットワーク社会を実現させているんだ。こうした通信ケーブルは、ダイバーが潜って人の手で敷設や保守工事が常に行われているんだぜ。

  • 海底(水底)トンネル工事

水深や地質の影響で、橋が架けられない場所を繋ぐにには水の底にトンネルが作られる。作り方も、水底に掘り進んでいく「通常工法」の他に、掘り進んだトンネルの壁面をシールドと呼ばれる筒で一時的に支えながら掘り進む「シールド工法」や、陸上であらかじめトンネルを作り、海底に沈めて埋めていく「沈埋(ちんまい)工法」があるよ。

海洋土木業の魅力ってなんだ?

とまあ、こんな感じで海洋土木業もかなり大変な仕事ではあるよね。特に海底トンネル工事なんて、普通のトンネル工事でも凄いんだけど現場が海底だから、その難しさとスケールの大きさは土木に関わってる人間なら想像つくんじゃないかな。

海洋土木の仕事はとにかくスケールがでかい。中には国家プロジェクト並みの仕事もあるから、完成後にはまず間違いなく地図や歴史に残る構造物が完成する。俺たちがこの世から居なくなっても、どっかに名前が残ってる土木工事って凄いよな。

それと、ハッキリ言って海洋土木は給料が高い!危険な仕事だってのもあるけど、専門的な技術や経験を必要とする仕事だし工事も大きいからこれは当然だよね。もし、今の待遇に満足していない土木関係者は、転職先として海洋土木業も選択肢の一つだよな!生活や安全を守る仕事であるから、景気に左右されないしやりがいは結構あると思うよ俺は!

よし、じゃあ今日はここまでだ!

海の話しちまったから海鮮の気分だな。これから魚料理の旨いとこで一杯やっていくか?