本年度の施工管理試験。みんながんばってるかい?

ちょっといいっすか?

建築、土木、電気、管工事、電気通信工事。これらの施工管理者になる為には、毎年行われている各業種の「施工管理技士受験」をパスしなくてはならない。セコカンを目指している人は仕事で忙しい中、試験勉強にも頑張っていると思う。

今日は各施工管理試験について、難易度や前年度と比較して合格率はどれくらいか予想してみるよ。また、令和3年度から追加された技士補についてと今後の資格試験の展望について語ってみたいと思うぞ。

建築施工管理試験の難易度と合格率

一般的に難易度が高いと言われている建築施工管理試験。今後も建設需要は高いけれど、人手不足の為に各企業が高給で募集している所も多いよな。

合格率と難易度だが、1級の合格率が4割で2級の合格率は5割程度となっている。試験範囲が広いので万遍なく勉強する必要があるが、過去問題と出題傾向を調べると学科の合格率もグンと高くなるぞ。

問題は実地試験での合格率だ。実地試験になると1級2級とも3割程になってしまう。1級の場合には難しく、2級の場合には経験が浅いのでこのような結果になるんだろうな。学科は万遍なく取り組み、実地に関しては独学はちょっと厳しいと感じたり、仕事で忙しく勉強できないといった場合には、通信教育などを利用する方法もあるぞ。難易度は1級2級共に「やや難から難」といったところかな。

土木施工管理試験の難易度と合格率

建築と並んで1級資格取得が難しいと言われているのが土木施工管理試験だな。インフラ整備や自然災害の復旧など、人の暮らしに直結しているから需要も多い資格だけど施工管理者としてのやりがいは大きいぞ。

例年の合格の比率は、2級が5割から6割程度で1級が4割から5割程度になっている。2級の難易度は「普通程度」で1級は「やや難」と言われている。共に学科試験と実地試験とがあるが、1級の場合記述試験のある実地試験で不合格が目立っている。実地試験に力を入れたいが、学科試験も範囲が広いので万遍なく勉強する必要があるな。

電気工事施工管理試験の難易度と合格率

安定した電力や災害復旧工事に重要な電気工事。その電気工事現場の施工管理を行うための資格試験が電気工事管理試験だ。電力事業も施設の老朽化や無電線計画などによって、工事発注も多くなっているので、今後も需要が高い資格だと思うな。

電気工事に関わる施工管理試験として1級試験と2級試験とある。どちらも例年の合格率はどちらも4割から5割程度にとどまっている。比較的合格率が高いことが解るな。難易度も「普通程度からやや難しい」レベルだが、しっかりと出題範囲と試験概要を把握しておいて対策しておけば合格できる試験だと言えるぞ。

管工事施工管理試験の難易度と合格率

管工事は空調ダクトや排気ダクト。浄化槽や上下水道に関わる工事管理に必要な資格だ。特に衛生面に非常に密接に関係しているから、今の時代やこれからの時代に重要性がどんどん増してくる施工管理資格だと思う。

こちらも当然1級と2級があるが、難易度は「普通程度」の難易度となっている。合格率も1級と2級共に5割程度の合格率だ。試験範囲をしっかり押さえて過去問などにもじっくり取り組めば、問題の出題傾向も把握できて合格の可能性も高くなるぞ。

電気通信工事管理試験の難易度と合格率

電気通信工事施工管理試験とは、令和元年に30年ぶりに新設された施工管理技士試験だよ。知らない人もいるかもしれないけど、今はインターネットがインフラと密接に関係しているから必要不可欠な施工管理試験と言えるだろう。

新設された資格試験なんでデータはあまりないが、合格率は4割から5割程度。難易度も試験の難易度は「普通程度からやや難しい」レベルで、試験出題範囲をしっかり押さえていればパスできる試験と言えるな。

本年度から始まった「技士補」ってなんだ?

令和元年の6月に建設業法が改正され、本年度から「技士補」という資格が始まったんだ。これまで施工管理試験は、学科と実地試験の両方を合格した者を合格者としていたんだけど、本年度の試験から学科試験を合格した者に技士補の資格を与える事となったんだ。ちなみに、試験の名前も学科試験は「一次試験」。実地試験は「二次試験」名称が変更されているからな。

この技士補が設立された背景は施工管理の人手不足にあるんだ。これまで公共工事や民間工事を問わず、4千万以上の工事を受注(建築一式は6千万円)したときに、各工事現場ごとに専任の監理技術者の配置が必要だったんだ。だけど近年は、自然災害の復旧工事やインフラの再整備工事などの増加によって、企業によっては監理技術者確保が非常に難しくなった。

そこで技士補の資格を新設し、一次試験を合格した者に専任で工事現場に就かせれば、監理技術者は工事現場を兼任できるようになったんだ。こうすれば監理技術者は、これまでの倍は現場管理ができるようになるし仕事の負担も減る。という考えで生れたのが技士補の資格なんだよ。

施工管理試験の今後はどうなる?

今後も大阪万博やリニア開通工事などの国家的プロジェクトや、いつ起こるかわからない自然災害の対応のインフラ整備。起きてしまった時の復旧工事など、施工管理者の需要は益々高くなってくる。とはいえ、試験問題を簡単にしてしまって誰でもセコカンになれるようになってしまっては、施工管理の「4大管理」の質は大きく下がって問題となるだろうね。

施工管理試験は人手不足だからといって、簡単にパスできる試験にはならないと思うよ。むしろこれまでよりも徐々に難易度も上がり、新しい技術を取り入れた問題なんかも出題されてくると思うので、常日頃からの勉強が大切になってくると思うなあ。

今回の法改正によって、国もセコカンの人手不足を何とかしようとしているから。本当にセコカンの需要は高まっているんだ。施工管理試験は専門性も高くなって難易度も上がってくると思うから、セコカンを目指すなら早めにコツコツと試験勉強に取り組んだ方が良いぞ!

 

よし今日はここまでだ!

セコカンを目指して資格試験の勉強は大変だけど、資格を持っていればいろんな可能性が広がってくる。企業内での昇給や転職にも有利だからぜひチャレンジしてみてくれよな!